大量の情報やデータを保管する、ストレージ製品のマイクロプログラム開発を担当しています。マイクロプログラムとは、データを書き込む際に、HDDやSSDといったハードウェアの動作を細かく制御するプログラムのことです。
現在は、大型ストレージ製品の次期モデルを開発中です。従来製品より、高品質・高信頼性・高性能を目指して、日々奮闘しています。
製品の出荷日程が迫るなか、他社の開発チームの作業が滞ってしまい、急遽私たちのチームが代わりに作業を担うことになりました。非常にシビアなスケジュールでしたが、チーム一丸となってプログラムを組みあげたときには、これ以上ないほどの達成感とやりがいを感じました。チームが一つの目標に向かって邁進する、それが開発業務の魅力だと思っています。
上流工程の要件定義や仕様書作成における「文章力」です。上流工程は、開発業務の肝。いかにわかりやすいドキュメントをつくるかが重要になります。多くの人に自分の意図を正しく伝えるためには、「何を伝えるか」を明確にして、シンプルに表現することがポイントです。学生のうちから、論文や研究発表の資料を作成する際には、「正しく伝える」ためにはどう書くべきか、ということを意識するとよいと思います。
自社製品の開発に携わりたいですね。
日立ハイシステム21にはシステムに関わるさまざまな分野のプロが揃っているので、その強みを最大限に活かして、市場で高い評価を得られるような「日立ハイシステム21オリジナル」の製品を世に送り出したいと思っています。
「文系だからIT業界は無理」「自分にはエンジニアは務まらない」など、先入観をもって就職活動をしないでください。企業には、様々な経歴・スキル・価値観をもつ人たちが働いています。入社後に学ぶことは沢山ありますし、入社がゴールではありません。いろいろな企業をみて、進むべき道を見つけましょう。