化学業界は有機・無機の化学品・産業用ガス・電子材料関連など幅広い製品群があり、自動車・情報機器・薬品などさまざまなメーカーへ材料提供という形で広く製造業を支えており、「プロセス産業」とも言われています。
日立ハイシステム21は、化学・プロセス産業のお客さまに対して、ITインフラ構築・保守はもちろん、それぞれに最適なSIサービスやBIツールの提案〜導入・アウトソーシングを含めた運用など幅広いサービスを提供し、全てのシステムライフサイクルに応えています。
化学・プロセス・マテリアル産業のお客さまが、SAP社のERPパッケージSAP S/4HANAを安心して導入いただくためのトータルなソリューションサービスを提供しています。
例えば、新規導入の場合には、現行機能とのFit&Gap分析を、既にSAPをご利用のお客さまには、コンバージョンやCVIのサービスをご提供しています。
また、当社独自の「製造原価計算システム ProSCOPE-C」では、自社の原価管理の方針やルール作りにお悩みのお客さまを、コンサルティング〜導入〜稼働後サポートまでの一貫したサービスで支援します。
さらに、ERPパッケージや業務システムで発生したデータを収集・分析・活用いただくための、各種BIシステムの導入サービスも提供しています。
化学・プロセス産業のお客さまに対し、ERPや業務システムからITインフラまですべての情報システムを対象とした、企画・開発から運用・保守までのフルアウトソーシングサービスを提供可能です。
化学系のお客さまニーズに合ったサービスの提供や、SLA*1 によるサービス契約により、サービスレベルに応じた必要なサービスをお客さまが選択できますので、安定した運用を適切なコストで実現できます。単なる業務システム維持・運用業務にとどまらず、サーバ等のクラウド化、ネットワークインフラ保守、セキュリティ対策運用等、多岐にわたるアウトソーシングのご相談にも対応します。
化学・プロセス企業にとって、基幹系や情報系システムを安全・安定稼働させるセンター側のインフラ基盤だけでなく、工場内のあらゆるデータをつなぎ、生産・品質・環境安全など工場の業務の高度化(スマートファクトリー化)を実現するためのインフラ基盤が重要です。
工場内のセンサーや検査機器、および防爆対応機器などを接続するための工場内ネットワーク環境の構築や、工場内で収集したデータを、分析・可視化システムや生産管理システムなどへつなぐための連携基盤の構築など、工場のスマートファクトリー化の実現のための情報インフラ構築サービスを提供します。